ホリエモンこと堀江貴文が提唱する【多動力】

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さて、前回の記事でも紹介しました

ホエリエモンこと堀江貴文が提唱した『多動力

daiblog.hateblo.jp

  

多動力 (NewsPicks Book) (幻冬舎文庫)

多動力 (NewsPicks Book) (幻冬舎文庫)

 
マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

 

 『多動力』の続きを紹介します

 

Part②バカ真面目の洗脳を解け

数多くのプロジェクトをこなすには、『バカ真面目』の洗脳を解かないといけない

『全部自分でやらないといけない』『準備万端にしないといけない』は、全て思い込みだ

 

 ポイント

『全部自分でやらなければいけない』という思い込みをしていては多くの仕事を手掛けることができない。

自分が最も力を発揮できる仕事だけをやろう

 

 この本で堀江さんは、日本人のバカ真面目な洗脳を解いている

よく質問される内容としては、

『なんでそんなハイペースで本が出せるのか?』

回答としては、

『ほとんどの本は、編集者とライターが僕にインタビューをして、まとめているものだから大体10時間ほど話すと1冊になる』のだそう。

しかし、こうゆう話をすると、『ゴーストライターを使っている』などと突っ込んでくるやつもいるが、漫画だって多くのスタッフ、アシスタントによっての分業制。と解く

例として、ストーリーを考えるのが上手ならそこに特化して、絵は他人に任せている漫画家もいる。それくらい割り切らないと何作も同時並行で手掛けることなんぞ不可能。

多くの人は、『全部自分でやらなきゃいけない症候群』になっている。

そうじゃなくて、『自分の貴重な時間は、自分の強みが一番発揮できる仕事に集中するべきだ』と解く。

堀江さんが過去に出している『本音で生きる』という本は、30万部のベストセラーとなったわけだが、その本を作る際も、正直インタビューがなくても自然に30万部のベストセラーを叩き出してるだろうと思ったらしい。

というのも、過去にインタビューや本で堀江さんが散々言ってきたことしか書いてないからだ。

この『本音で生きる』のインタビューも退屈だったそうで、今まで何度も繰り返し言ってきたことを改めて聞かれるから何度もキレタそうだ。

堀江さんは今までにも新聞や雑誌、ネットメディアで何百件、何千件とインタビューを受けられてきたしテレビやネット放送、はたまたトークショーや講演会までやってとことん喋り尽くしてきた。

更には、逮捕されてからも獄中の中という状況にも関わらず1日も休まずメルマガを配信し続けるという前代未聞の行動を成し遂げている。

それにこれだけ大量にアウトプットしていれば、言うことも似通ってくるし、堀江さん自身が変質するわけじゃないから、Aという質問を複数の記者からされれば同じBという答えを少しアレンジして返すしかない。

結果的に、堀江さんは過去の言葉を焼き直ししてできた本がベストセラーになって確信したそうだ。

『時間をかけてインタビューする必要ないじゃん』と。

なので、今後としては、キュレーションメディアのような作り方で、『取材時間ゼロ』で進めていくのだそう。

※キュレーションメディアとは、決まった条件に沿って情報をまとめたコンテンツが公開されているサイト。

例えば、キュレーションメディアとして有名なのは、グノシー・スマートニュース・Naverまとめなど

そして、実際メルマガとHIU(堀江貴文イノベーション大学校)という自分の有料のメディアやグループでは、堀江さんにしか書けない堀江貴文の核となるものが存在している。

変な話、AIに堀江さんの全発言を取り込んでbotのようにどんどん新しい本を発刊してもらうのもいいかもしれない

何百もの仕事を同時にこなすためには、『自分でやらないこと』を決めるのが大切で、自分にしかできない仕事以外は、他人に思いきり任せよう

ポイント

  • あなたが抱えているタスクを全て書き出そう
  • そのうち、アルバイトや同僚、上司でもできる仕事は赤ペンで潰していく
  • 残ったのが、『あなたのやるべき仕事』だ
  • 赤ペンで潰したタスクをやらない方法を考える(具体的に)
  • 万が一、全ての仕事が赤ペンで潰されていたとしたら、大問題。
  • 自分にしかできない仕事はないか、落ち着いて考えよう

 

 

手作り弁当より冷凍食品のほうがうまい

ポイント

『すべての仕事で100点を取らなければいけない』と追い込まれてしまうと、すぐに息切れしてしまうし、大量のアウトプットをすることはできない。

たまに『手抜き』をすることで、膨大な仕事を継続的にすることができる。

 

今でも『一つの一つの仕事に対して全力投球しなければ不誠実だ』と考える人が多い。

そういった人間ほど、仕事が遅く、最も質も悪かったりするからタチが悪い

たまに手抜きをしたって誰も気づかないし、全てに全力投球してもいいがそれで力尽きては本末転倒で、元も子もない。

例えば、弁当作りで『今日は時間がないし疲れてるから冷凍食品をレンジでチンしよ』と割り切れる人は人生が一気に好転する。

その逆に、弁当は手作り弁当じゃなきゃダメだと思い込んでしまうと負のスパイラルに陥る

負のスパイラルが起きる原因として、弁当作りのために早起きすることでストレスを感じ、子供や夫に八つ当たりして家庭内の空気が悪くなってしまうので本末転倒だ

冷凍食品だからと言って、決して不味いものではないのは皆さんもわかってるだろう

でもきっと多くの母親は、

『子供が食べる弁当だから、心をこめたいし、化学調味料なんて食べさせたくない』と思う人もいると思うが、残念なことに、コンビニ弁当や、マクドナルドに使われる化学調味料は、天然の旨味成分と化学的には同じ。

だから気負いすることは一切ない。むしろ冷凍食品をチンしたほうが圧倒的に朝の時間を増やせて他のことにいつもより早めに着手できる。

たまに手を抜くことで、一石二鳥、いや三鳥にもなりかねない。

ここで抑えておいてほしいポイントとして、『たまに手をぬくこと』

FCバルセロナのエース、アルゼンチン代表兼エースのメッシのような超一流選手は90分の試合のうち、大半をサボリ、ここぞというときに一瞬の隙を突いて得点を奪う。メッシの優れた才能のように、緩急をうまく使いこなすことこそ仕事の本質だ。(メッシのファンだからこの文章読んだときは、僕がうれしくなりましたw)

実際、堀江さん自身も、メルマガを書く時間を十分に取れないこともあり、そんなときはスキマ時間を使って冷蔵庫のありものの食材で料理をするかのごとく、過去に書いた自分の記事のエッセンスを抽出し、組み合わせるなどのやり方をする

メルマガの中には発行者の都合で遅延をしたり配信がなくなったりするのもある。

そのメルマガの発行者はできるだけクオリティの高いものをと思っているかもしれないが、読者にとっては毎週必ず届くことのほうが大事

仕事が遅かったり、仕事に忙殺されてしまっている人は、『仕事はすべて100点を取らなくてはいけない』という自己満足を捨てよう

『完璧主義者』は、何度もやり直し1つの仕事にアリ地獄のようにハマってしまう

目指すべきものは、『完璧主義者』ではなく、『完了』だ

目の前の仕事をサクサク終わらせ、次に行く。

そして前の仕事には戻らない。

『完了主義者』こそ大量のプロジェクトを動かすことができる

 

ポイント

企画書やプレゼン資料のうち2割は手抜きでやってみよう

その分浮いた時間であたしいことを始めよう

新しいことは、自分がワクワクすることなら何だっていい
新規プロジェクトを提案してもいいし、早く退社して合コンに行ってもいい

一度手をつけたものは『完了』させることを心掛けよう

 

 

見切り発車は成功のもの

準備にかける時間は無駄。見切り発車でいい。すぐに始めてしまって走りながら考えよう

 

2017年2月に六本木を舞台にした『ホリエモン祭』が開催された

VRやARといった最先端テクノロジーを紹介したり、麻雀や人狼ゲーム、街コンなどのイベントが六本木のいたるところで開催されメイン会場ではゲストが30分ごとに入れ替わる怒涛のトークショーライブも行われた

最後には元光GENZIの諸星さんが歌を披露し大成功に終わっている

また、2018年には2回目の『ホリエモン祭』が1万人規模で開催された

普通の人は、1000人近い会場を借りる時点でビビる

『準備期間がなくて不安』『経験がないから怖い』などの理由で参加しなかった人が多かったそうだ。しかし結果的に大成功に終わった

考えてもみてほしいのだが、学生のころ学園祭をやるときは思いつきのものだし、プロがいるわけでもなく全員が素人だ

それでも学園祭の焼きそばやかき氷は普通に買ってくれる人が多く普通に成功して終わる

このようにかつてはノリでできてた大きなイベントも年齢を重ねるとなぜか途端に頭が固くなり、くだらん責任感が芽生えフェスの1つも企画できなくなる

こんなもの遊びの延長として考えれば、ビビっと突き刺さる宣伝文句を仕込んでインフルエンサーにSNSで発信して拡散してもらえば興味がある人は集まってくるだろう

絶対に完璧な物を作ろうと5年間準備に費やし第1回のフェスを迎えるよりも、見切り発車でも、不完全でもいいからとりあえずやってしまって、5年間トライ&エラーを繰り返したフェスのほうがクオリティも高くお客さんも集まるものだろう

準備が足りないからと足踏みしていたらいつまでたっても満足いくものはできない。やりたいと思ったら今すぐやってしまおう

 

ポイント

何かに向けて準備していることはないか?フルマラソンに出るために毎朝ランニングしてないか?気になる女性とデートするためにダイエットしてないか?

準備している時間は無駄だ、今すぐ直近のフルマラソンにエントリーしよう。

気になる女性と食事に行こう。

『準備が整ったら始めましょう』を会議で言うのは禁止にしよう。

その代わり『とりあえず始めてみてあとから修正していきましょう』を口癖にしよう

 

引用:多動力

 

僕も見切り発車で色々と行動します。

続きは次回にします。